東京高円寺阿波おどり

「ヤットサー、ヤットヤット!」。威勢のいい掛け声で約1万人が踊り、見物客は100万人を超えるという「東京高円寺阿波おどり」。今では東京でも最大級のイベントですが、始まったきっかけのひとつは意外にも隣町へのライバル心でした。1954年誕生の「阿佐谷七夕まつり」がみるみる知名度をあげている中、「阿佐谷に負けてなるものか!」と高円寺の人々が奮起し、1957年にスタートしたというわけです。とはいえ阿波踊りを知る者はおらず、1回目の演者は白塗りに浴衣姿、おはやしはチンドン屋が演奏する「佐渡おけさ」という奇妙な組み合わせでした。その後、阿波踊りの本場である徳島県との交流により、現在のような本格的な姿へと変遷を遂げました。

阿波踊りは、「連」と呼ばれる踊り子と鳴り物(三味線・鉦・太鼓など)で構成されたグループが演舞します。そこでは、各人の技より連全体としての調和が重んじられます。連にはそれぞれ個性があり、優雅で艶やかな「女踊り」がメインの連、鳴り物に竹や樽などを使いおはやしが独特な連などさまざま。色鮮やかな衣装も連ごとに異なり、見どころのひとつとなっています。

初めのころの演舞場所は「パル商店街の桃園川緑道までの約250メートルだけ」だったそうですが、現在は駅南北の8カ所に演舞場を設置。踊りを披露した連は終えると次の演舞場に移動していくので、ひとところで見物していると次々と異なる連がやって来てきます。当日は「座・高円寺」や「セシオン杉並」で舞台公演が行われ、演舞場での「流し踊り」とは少し違う「組み踊り」をベースにした演舞を座席からゆったりと鑑賞できます。
また、高円寺阿波おどりは海外にも活躍の場を広げています。2015年から隔年で開催していた「東京高円寺阿波おどり」の台湾公演は2019年以降コロナ禍で中断を余儀なくされてきましたが、2023年5月に再開しました。
2023年は、総勢94名の踊り手が、台北市松山慈祐宮、桃園市内各所、雲林県北港朝天宮で公演し、台湾の方々に大いに盛り上がっていただきました。
この熱い勢いを高円寺の本大会につなげていきます。

【イベントスケジュール】
2024年8月24日(土)・25日(日)

【開催場所】
JR高円寺駅周辺

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杉並イベント情報

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