西永福│西永福の煮干箱

先日なみきちが足を運んだのは杉並区永福にある「西永福の煮干箱」。
永福で煮干し系ラーメンといえば創業1955年の「大勝軒」があまりにも有名ですが、井の頭線西永福駅北口を出て徒歩2分ほどのところにあるこのお店、いまや負けず劣らずの大人気店なんです!

西永福駅を出てなみきちの短い足でせっせこ歩くこと100mほど、ついに到着。
お店のたたずまいに、ただよってくる煮干しのなんとも食欲をそそる香り、なみきちの五感が「ここは間違いない」と脳にビシビシと信号を送りつけてきます。
後で聞けばこのお店の入り口、店長さんの大のお気に入りだそう。
扉を開けて入ると出迎えてくれるのは明るく清潔な店内、ぬくもりのある木のカウンター、煮干しの香ばしいにおいと一心不乱に麵を啜る音。
これぞ名店といわれる店で奏でられるハーモニー。やはりこのお店、間違いではなかった。
「自信が確信に変わった」とずいぶん前に新人の剛腕投手がインタビューで語った名言をつぶやきながら席につこうとすると、このお店食券制。
店員さんにやさしく促されながら入口の方を見ると、こんなに目立つところに食券機があるではないか。

なみきちちょっと恥ずかしい。

「初めてのラーメン屋さんでは一番左上のメニューを選べ」という古の格言通り、「特性煮干しラーメン(1,150円)」のボタンを押そうとしたところで、目に飛び込んできたのが「(限定)昆布水の煮干しつけ麺(1,150円)」。限定。限定。限定。そう、私なみきちは「限定」という言葉にめっぽう弱いのです。
だって今食べなければもう今後食べれないかもしれない。
もしかしたら今日帰りにしっぽを電車のドアに挟んで死んじゃうかもしれない。
もしかしたらラーメン食べてる時におでこについている山茶花の花をどんぶりに落としちゃって出禁になるかもしれない。
そんなことを考えていたらなみきちの手が自然と「(限定)昆布水の煮干しつけ麺(1,150円)」をプッシュしていましたとさ。

今日外暑かったし。
そして○べログで人気だった「和え玉(250円)」もいっちゃいます。
次回はおすすめの「特性煮干しラーメン(1,150円)」いきますよ。
でもまた次回違う限定があったらなみきちはそっちに行ってしまうかもしれません。

さてさて、待つこと3分ほどでお待ちかねのラーメン登場です。
まずなみきちの目が逃さなかったのはきれいに折りたたまれた麺。
いかにもツルツルとのど越しのよさそうな麺がきちんと正座して、おいしいですよ~とこちらを見ているのです。

トッピングは半熟煮卵、チャーシューが2種、海苔、小松菜、オニオンフライ、レンコン。
なんともお行儀のよい主人公を引き立てるようにのっかっています。
なみきちは麺からいくことにしました。
ちゅるりと麺がなんの妨げもなくのどに滑り込みます。
同時に煮干しの旨味と小麦の香りが絶妙に調和し、なみきちの鼻孔を抜けていきます。
一口食べるたびに「ブワァ~」「ブワァ~」と鼻に残る心地よい風味が広がるのです。

煮干しの心地よいビターさ、麺を持ち上げるだけで感じる煮干しと小麦の香り、舌に広がる昆布のうまみ。
絶妙なバランスです。
香りは煮干しが目立ちますが、スープは6種類の魚介を使用しているとのこと。
この重厚さそうやって作られるのですね。
麺はもちもちとした食感で、煮干しの風味をしっかりと受け止めてくれます。
トッピングのチャーシューは柔らかく、一口食べるたびになみきちは白いほっぺを膨らませ幸せだ~と一人ごちたのです。

と、見るとあんなにお行儀よく正座してた麺くんがいつのまにかどこへやら。
あっとゆうまになみきちの胃袋へ消えていったようです。
そこで和え玉登場!
和え玉の方の麺君は正座じゃありません。
「またかよ~」という感じで胡坐かいてました。
でも量はどうみても1玉分あります。半玉じゃぁありません。
これはなみきちにとってはうれしい!

トッピングは刻み玉ねぎ、チャーシュー3種、青葱。
まずはそのままよく混ぜ混ぜしていただきます。
ずるずるといくと、おほー!こちらもふわりとした小麦の香り。うまい!
次はつけ汁につけていただくと、先ほどの満足感がまたも「煮干しです!」「小麦です!」「旨味です!」と二重にも三重にも押し寄せてきます。
こちらもあっという間になみきちのおなかに消えていきました。
いやあ~、ほんとおいしかった。

そして、こんなに足の短いなみきちをお店の方も温かく迎えてくれ、居心地の良さが際立ちます。
食券機わからない時もあるよね。
そして立地もすばらしいです。西永福駅から徒歩2分。
なみきちの足で2分ですから、足の長い皆様なら1分ほどでしょう。
「西永福の煮干箱」は、煮干しラーメン好きならずとも、一度は訪れてみるお店だと思いました。
なみきちにとって最高のランチになりました。ごちそうさまでした!!

店舗名:西永福の煮干箱
営業時間:月・火・水・木・金・土 11:30 – 15:00、18:00 – 21:00 日 11:30 – 15:00
定休日:なし。営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
住所:東京都杉並区永福3-55-3
URL:公式サイト

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