今日なみきちは仕事でパークシティ杉並セントラルタワーに来てるんですよね。
この建物、なんでも杉並区の中で一番高い建物らしいです。
みなさん、行ったことあります？パークシティ杉並セントラルタワー。
え？なんで来てるかって？もちろん仕事ですよ！仕事に決まってるじゃないですか！
で、このタワーのコミュニティルームで一通り商談を済ませた後、せっかく来たんでということで24階にあるスカイデッキを案内してくれたんですよ。
いやあ、圧巻でした。
都庁がばっちり見えて新宿方面まで一望できるんです。
これは夜はさぞかしきれいだろうなあ。
ここはみなさん、おすすめですよ！
こういう風に高い建物から景色を眺めていると、なんか翼がほしくなってきません？
この～ せなかにい～ とりい～のよおに～ しろ～い～つ～ばさ～♪
鳥はいいですよね。
翼があってこの青い大空を自由に飛んで、下を眺めて。
目の前にはいつもすばらしい光景が広がっているんだろうなあ。
なみきちなんてこの短い足をせっせこ動かしながらとぼとぼ歩いて、しっぽを電車のドアに挟まれて…。
あー！ぼくも翼がほしいよお！
翼があればいつも商談場所までひとっとびなのになあ。
なんてことを考えていたらなんだかむしゃくしゃしてきました。
むかついたので今日のお昼はトリを食べることにします。
翼があったって食べられちゃったら意味ないもんね。
今日のお昼はトリを食べることで溜飲を下げることにします。
調べてみると、「梵天」さん、「鳥貴族」さん、「ケムリつう」さんetc。
トリが食べられるお店はほとんど夜から！
うーん、困った、ランチでトリを食べてやりたいのに。
じゃ、こうしましょう。
今日は午後から荻窪で一件仕事があります。
荻窪に移動してからトリランチを探すことにしましょう。うん、そうしましょう。
バスに揺られること30分強でJR荻窪駅に到着です。
さあ、どこでトリを食べてやろう。うっしっしっし。
スマホで荻窪駅近くの行ったことのないランチのお店を探していると…。
目に飛び込んできたのが、「野方餃子 荻窪別館」さん。
たしかこちらのお店、100名店に選ばれていたお店のはず。
その荻窪支店か！
そして餃子の写真を見て驚愕！
これだ！今日のお昼はこれに決まりだ！
ということでJR荻窪駅北口を出てなみきちの足で5分ほど、みなさんの足なら2分もあれば到着する「野方餃子 荻窪別館」さんにやってまいりました。
おーっ！お洒落な外観！
これは期待できそうです。
さっきまでなみきちのお腹はトリでしたが、今は餃子に早くもチェンジしてブツが入ってくるのを待ち受けています。
店内は明るくとってもきれい！
ちょっと遅めの時間ですが、まだ昼の定食が頼めます。
ランチの営業は15時までなんですね。
14時過ぎに入店しましたが、店内にはまだちらほらお客さんがいます。
近くに座っていたお客さんが餃子を頬張った瞬間に「おっ」と声を出したのでなみきちの期待はいやがうえにも高まります。
これはおいしい餃子が食べられるにちがいない。
トリから餃子にチェンジしてよかったな、と早くもなみきち納得の顔です。
さあ、注文です。
なみきちは「麻婆豆腐と餃子3個定食（焼餃子）」を注文します。
あと、ちょっと今日むかついちゃったので、しょうがなく心をきれいにするものも注文しておきます。
やっぱりいつもすがすがしい心でいないとね、特になみきちのようにお客さんを相手にする仕事をしている人、いや、タヌキはね。
さ、心をきれいにしてくれるものがやってきました。
うーん、どうです。
きれいさっぱりできそうですよね。泡がとってもきめ細かくクリーミーです。
今年は暑いですからね、これで午後に向けて気分をリフレッシュさせていただきます！
ぷはーっ！やはりうまい！
厨房の方から餃子の焼けるちりちりとした心地よい音が聞こえてきます。
そしてついに定食も運ばれてきました。
ぬおーっ！おいしそうです！
麻婆豆腐の豆腐がめっちゃおっきい！
そしてみてください！この餃子！
なみきちが今日あれほど執着していたトリをすっぱりとあきらめられた要因はこれです！
この餃子すごいでしょう？？ぱりっぱりの羽根がこんなについてるんですよ！
そもそも今日なみきちがトリを食べようと思ったのは、翼について考えていたからであって…なら餃子の羽根でもいんじゃね？
ってなったわけです。
こんなりっぱな羽根がついているんですもん。
これでなみきちの溜飲はあっという間に下がるはずですよ！
ではいただきます！
ぱりぱり、あっ！うまい！
これは確かに声出るわ。
ちょっと想像していた餃子とは違いますがうまいです。
ニンニクとかしょうががガツンとくるようなパワフルな餃子じゃないんです。
食べてまず感じるのは羽根のパリパリ感。
こんだけ羽根がたっぷりついていますからね！
なみきちは羽根のパリパリ大好きなんですよ！
パリパリ食感と音が心地いい。
そして皮のふわっともちっと感。
これすごいですよ！
こちらの「野方餃子」さん、餃子の餡について語る前に、ちょっと食レポ得意な人なら皮だけでかなりの尺稼げそうなくらい皮がうまいです。
うわー、すごいな、これ。
で、ジュワっとあふれ出る肉汁が来て口の中がうまみでいっぱいになる。
でもその次にくるのが、野菜のあま味とやさしさなんです。
あれ？にんにくさんは？しょうがさんは？
という感じで、こちらの餃子そういう刺激物が入ってないんですね。
その分じっくりうまみを堪能できるというか、パワフルなものがないからこれほど皮のうまさに気付けるのか。
いずれにしてもこの餃子は秀逸です。これはすごい。
これはちょっと3つにしたのは間違いだったかもですね。
麻婆豆腐もいただきます。
うーん！うんまい！豆腐にしっかりと味が載っている。
形もくずれておらずしっかりと麻婆と豆腐がマッチしていてうまい。
これはご飯がすすみますねー。
あ、結構花椒もしっかり効いてますね。
すばらしい食欲をそそる香り、そして後からくる若干のしびれ。
でもそれを大きめのしっかりした豆腐が包み込んでくれる。
豆腐サイコー！
なみきちは豆腐が大好きですからね。
麻婆豆腐には目が無いんですよ。
食事があっという間に終わってしまいそうなので、追加でオーダーします。
餃子の皮と麻婆がめっちゃうまかったので「麻辣担々水餃子」を注文して、水餃子にしたものも味わってみます。
うおーっ！これはうまそうです！めっちゃいい感じの来ましたねー！
いただきます！
ぱくっと口に含むと胡麻の素晴らしい香り！そしてピリ辛のたれ、水餃子になることによってさらにもっちもちになった皮。
相変わらずあまみと旨味たっぷりの餡、溢れ出す肉汁。
確かに焼き餃子に比べて若干のすっきり感はある。
でも、坦々ダレが旨くて濃厚で、そのすっきりさとめちゃくちゃマッチする。
あ、ここにもたっぷりの花椒。
この素晴らしい香りと後からやってくるしびれ。たまらない。
で、ああ、三つ葉だ。上に乗っているフレッシュな三つ葉がしゃきしゃき感を演出して、少ししびれた口の中を戻していってくれる。
三つ葉の香りと花椒の香りがめっちゃあう！
短時間の間に口の中で紡がれる歴史。いろんなことが起こって元に戻っていく。
これは幸せなやつだ。これはうまい！楽しい。
こちらの坦々水餃子もあっという間に完食です！
いやあ、ほんとおいしかった。
さすが百名店に選ばれたお店の支店だけのことはありますね！
結構食べましたけど、おいしくて楽しくてあっという間に感じられました。
ではここで、恒例のなみきち四字熟語たーいむ！！
今回なみきちが僭越ながら「野方餃子 荻窪別館」さんにつけさせていただいた四字熟語は…
「音味堪能（おんみたんのう）」です！
耳も舌も料理も楽しませ堪能させてくれるさま。またその様子。—なみきち大辞典。
まさに楽しませていただきました。
餃子の羽根のパリパリ食感、そしてその音。
とても心地よかったです。
で、皮のもちもち感、餡のあまさとうまさ。
麻婆豆腐の濃厚さ、坦々水餃子のタレと餃子の絶妙なハーモニー。
とっても堪能いたしました。
またここの餃子は食べに来たいですね。
荻窪だし近いし。
いやあ、今日も心から皆さんにおすすめするお店と出会ってしまったなみきちでした。
さあて、午後の商談も頑張らないと！
店舗名：野方餃子 荻窪別館
営業時間：11:30 – 15:00（L.O. 14:30）、17:30 – 23:00（L.O. 22:30）
定休日：不定休
住所：東京都杉並区上荻1-18-3 第2亀屋酒販ビル
URL：公式サイト
